天風語録

・人生は心一つのおきどころ
敬愛する中村天風の言葉の中でも一番好きなもの。
事実は一つ。それをプラスの面から見るか、マイナスの面から見るかで、その人の人生は変わってくる。

・どこまでもまず人間をつくれ。それから後が経営であり、あるいはまた事業である
僕も精神面と言うかそういうとこ鍛えて行きたいです。

・何かあるのが人生だ。そりゃ、何かあるさ。新聞でも毎日同じ新聞が来ると面白くないだろう?

・たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。否一切の苦しみをもなお楽しみとなす強さを心にもたせよう。

・私だってそうなんだ。人間一番怖い事は、体が何も感じなくなる時なんだ。死ぬと何も感じなくなるからね。それと怖いと思う、自分の心が大変怖い。

・人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。

・鉛は鉛、金は金。鉛に金メッキして俺は金だというような顔をしなさんな。見る人が見たら、よけいおかしな顔に見える。

・飲んじゃ、食っちゃ、寝ちゃ、たれちゃ、ああにもならず、どうにもできず。ボケッとして暮らして、せいぜい死んで気がつきゃ、うまくいっても七十歳。その時あっ、しまったと思ったって、もう遅い。お歴々それでよいのかい。


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